3月度教区長法話
2017.03.07
合掌
 春一番も吹き荒れやっと春らしくなり体の動きも段々と軽やかになってきました。
 2月12日に開催した「少林寺拳法創始70周年記念特別講演会」は、鈴木元代表の講演の基、55名の方々が集い熱気にあふれた講演会となりました。



開祖と鈴木先生との魂の触れ合いの中から感じ取ったことを率直にしかもわかりやすく伝えて頂き、今更ながらに鈴木先生の感性の鋭さに唯々感銘するばかりです。



時の流れを忘れさせるような鈴木先生の魂のご講話に吸い込まれ開祖の生前の姿を思い浮かべながら、拳禅一如の修行をとおして力愛不二の生き方を身につけるという原点を見つめ創始70周年を再出発・再修行の年と位置付け金剛禅運動に邁進することを心に誓いました。



限りある時間の中で門信徒のみなさま方に思いを充分伝えることができたかどうか心配です。とお話しされていましたが十分に心にしみいる楽しい時間いただき心より感謝申し上げます。





さて、今の時期、3月・4月は非常に忙しい。たぶん皆さんも同じと思いますが、仕事で年度末ともなれば、業績やら決算報告、次年度の予算見直し等々。
更に皆さま方は、会社の仕事のほかに、体育協会の報告や、少林寺拳法の決算報告やらが非常に重くのし掛かり大変な時期であることでしょう。
 この様な時期になると、いつも思うのですが、時間は平等に与えられている。忙しくても暇でも。時間は無等々である。と・・・
特に我々のように、「二足のわらじ」を履いている者は時間の使い方がうまくなるというか、忙しければ昼休み献上で仕事をこなし、道院の修練時間までには間に合うように退社する。・・・
この様な日々生活の中でこれを修行であると考えると、また違った観点から物を見ることができることがある。それは、自分に最も必要な事項から順位付けをして手際よく処理をしていくスキルを身につけるようになることである。
それにはまず、感性が必要である。自分の中で常に自分の行動パターンを俯瞰し必要なものや省くものを直感で感じ取る感性がなくてならない。因果の法則である。
長年の経験があるならば結果を予測し、結果から因を予測することも大事である。特に仕事は無駄を省くことが肝心である。
時間という概念は私たちにいろんな形で表現してくれている。大きな時の流れの中の一部分の「今を大事に納得して過ごす」という禅の教えの中にある、「今この時、この時間が修行」という事からも伺える。   
人生の生かされている時間の中で二度と来ない、この瞬間を無駄にしてはいけないという教えであるが私の本音は、時間に束縛されないのんびりした自分のペースで過ごしたいというものである。
この時間というものを誰がいつ決めたのが恨めしく思う時がある。しかし、時間というものは所詮人間が都合のいい様に決めたものであり、ダーマの法則の中では時間に縛られる時刻ありきの生活ではなく煩悩に捕らわれた時を生きるなと言うように解釈する方が気が楽になる。極端にとらわれない「中道」の生き方を気持ちの中に育成し、天上天下唯我独尊を実社会の中で生かしたいと思っています。

今回のお話は長々と掲載が遅れた言い訳をつづりましたが、お許しを頂きたいと思います。
今年度は、東京別院での本山公認講習会を皮切りに、県教区講習会で高段者向けの普段体験できない技術講習会や小教区主催の研修会が数多く開催され、記念特別講演会も開催することができ華々しく創始70周年を迎えることが出来ました。
ご協力を頂きました皆様には千葉県教区を代表して心より厚く感謝申しあげます。
 

合掌再拝

2017年 3月6日
 千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院)

※上掲の「少林寺拳法創始70周年記念特別講演会」の集合写真、希望者に写真データをお送りします。事務局までご一報ください。
2017.03.07 08:30 | 固定リンク | 教区長法話

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