8月度教区長法話
2017.08.01
合掌
 いよいよ夏本番というところですが、今年の夏は昨年よりさらに暑い。年を追うごとに益々暑くなっていく様に感じるのは私だけでしょうか・・・。

思い出すのは私の高校生時代、今日のようにエアコンのない教室で裸同然の格好(男子校です)で暑い暑いと言いながら授業を受けていたら、担任の先生が黙って黒板に大きく「心頭滅却すれば火もまた涼し」と書き、暑いと思うから暑いのであって暑くないと思えば暑くない・・・。と、大きな声で喝を入れられたことです。

今にして思うと、「心頭を滅却すれば火もまた涼し」とは、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなるという、心の持ち方次第でしのげるという教えである。「心頭」とは、こころのことであり「滅却」とは、消し去ること。

精神論や心の持ち方だけでそんなことができるかと思うところもありますが、私たちの修行に置き換え見比べた時、心頭を滅却して真理を見極めることの大切さを感じ取ることができます。
「初生の赤子として信純単一にこの法修行に専念す」という誓願の一文の中にあるように、少林寺拳法修行にあたって心を他に奪われず、「無」な心がなければ道を見失う。すなわち物事や環境に囚われない心が必要であるという事になると思います。

暑さを克服する「心」を持つにはまだまだ私にとっては修行が足りないと思っていますが、若者にとってはこの激暑もいい思い出になりそうです。

 これから暑い日が続くと思いますが、門信徒の皆さまのご健康をご祈念申し上げます。

合掌再拝
2017年8月1日
千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院長)

2017.08.01 14:49 | 固定リンク | 教区長法話

- CafeNote -