10月度教区長法話
2017.10.01
合掌
少林寺拳法創始70周年の記念すべき年もいよいよ後半へと入ってきました。
11月3日・4日・5日に開催される「ブルースカイキャンパスin多度津」への参加帰山をよろしくお願いいたします。
さて、私たち金剛禅門信徒にとって10月は、達磨祭の月であります。
この達磨祭は、皆さんご存知のとおり達磨大師の命日とされている10月5日、またはその前後に毎年挙行されています。
祖師達磨大師を礼拝し、大師の命日にちなみ、その遺徳を偲ぶとともに門信徒の一人一人がいっそう拳禅一如の修行に精進し、「達磨の子」として自己を確立し、真の強さとやさしさを備えた人間になることを、大師の前に誓うための大切な儀式です。
達磨祭は、開祖忌法要と並ぶ大事な金剛禅の儀式となりますので各道院、小教区に於いて門信徒の皆さま全員参加での挙行をお願いいたします。



昨今、世間の話題は北朝鮮と衆議院選挙になっています。どちらも私たちにとっては身近で重大な出来事です。特に北朝鮮問題に関しては、開祖が語っていた「アジアの平和なくして世界の平和は無い」と言う言葉が今、まさに現実となっていることに驚かされます。
今日、アジアの一国が仕掛けた無謀なテロ行為ともいえるような行動が世界中を震撼させアジアの平和が一瞬にして破壊させられてしまうかのような現状において、自国を守るべき愛国心が希薄で安保(アメリカ)任せという事に疑問の念を呈しているところです。
私たちは平和的な解決を望むところですが、現在日本の政界ではあまり危機感を持っていないようで、安保の陰に隠れて状況を伺いこの選挙戦の中でも具体的な方策や方向性を訴える方はいないように思います。
確かに外交は八方ふさがりでアメリカの動向に身を委ねるしかないのかもしれませんが、戦争だけは絶対に避けなければなりません。私たちは戦後70有余年を過ぎてもアジアの平和と友好をなしえなかった事実を、反省も含めて国家と国家、人と人の繋がりを原点に帰って見直す必要があるのではないでしょうか。
独裁国家の北朝鮮に対しては日本人の民族性から考えるととてもではないが、理解できる範疇を悦脱しています。しかし、武力行使は絶対に避けなければならず武力行使ありきという、日本国内の風潮(流れ)を変える運動も含め我々に身近でできることを提言する必要が今突きつけられている気がしてなりません。

合掌再拝
2017年10月2日
千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院長)
2017.10.01 08:45 | 固定リンク | 教区長法話

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