謹賀新年 1月度教区長法話
2020.01.03
合掌
 新年あけましておめでとうございます。
 門信徒のみなさま方に於かれましては、ご家族ともども健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 旧年中は、教区活動にご尽力をいただき感謝申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、2020年は国内外にとっても非常に重大な年になる事でしょう。日本では、東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、すでにオリンピック一色となっているところもあるようです。競技主体、しかもオリンピック競技種目になっている団体がマスコミに持ち上げられ、世間の評価を受けるような風潮になっています。
競技主体で、しかも勝つことに固執する様なマスコミ報道がスポーツ本来の趣旨から大きく外れてしまう事を危惧しています。
ですから、こんな時こそ地道に人づくりのための「行」としての易筋行である「少林寺拳法」の身心一如と精神修養、護身錬坦を兼ねそなえた素晴らしい修行体系を大いにアピールしていきたいと思っています。
 
 国内は、東京オリンピック・パラリンピック開催ムードで非常にお祭り騒ぎになると思いますが、アジアの情勢は相反してある意味、それ以上に緊迫した非常事態が起こることも否めない状況にあると言えます。
 アジア外交も民間レベルでは非常にうまくいっています。特に少林寺拳法グループと中国は「信頼」という結びつきで、開祖の遺された硬い絆で結ばれています。
しかし、国家レベルでの外交としては、日韓関係や日中関係はその「信頼」が崩れ、アメリカ主導の利益主体外交となっています。
 昔、2005年頃「国家(日本)の品格」(藤原正彦著)という本が大変流行りました。
藤原正彦氏曰く、日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」をもった国家である。
国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れている。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。
いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与えなければならない。
 とりわけ今の国家外交には、日本人特有の「武士道精神」の品格ある毅然とした態度が、ある意味「信頼」に繋がる外交となるような気がしてなりません。
そのためにも我々の金剛禅教団から育った門信徒の中から、天下国家を論じ大いなる気概を持ち、国を導いてくれるような人材が多く育ってほしいと願う毎日です。

 2020年も早や三ケ日が過ぎ、日々修練の幕開けとなりますが、「原点回帰」を念頭に今年も千葉県教区一丸となり門信徒のみなさまと協力し合い教化育成に邁進する覚悟ですのでよろしくお願い申し上げます。


 

合掌再拝
2020年1月3日
千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院長)



☆2020年 千葉県教区 勤続表彰者☆



今年は上掲の先生方が、長年の布教・教化育成の功績から
勤続表彰されます。
おめでとうございました。
引き続き今後もどうぞよろしくお願いします。

再合掌
2020.01.03 10:06 | 固定リンク | 教区長法話

- CafeNote -