8月度 教区長法話
2016.08.01
合掌 
いよいよ夏本番の季節になりました。また、この時期が熱中症に一番かかりやすい時期ともいわれていますので、道場での修練の際は、こまめな水分補給と適度な休憩で体調保持に努めていただきたいと思います。

さて、いよいよ8月5日からブラジル・リオデジャネイロにおいて第31回オリンピック競技大会が8月21日までの17日間開催されます。今回のオリンピックはロシアのドーピング問題がすっきりと解決しないままの開催となり、スポーツモラルの是非が問われる大会となりそうです。
オリンピックは人類が一つであることを確認できる絶好の機会であるとともに、素朴な運動の歓びを公正に分かち合い感動を共有することであり、身体的諸能力を洗練し自らの尊厳を相手の尊重に委ねる相互尊敬であると宣言されています。
しかし、勝つことだけが全てであるような風潮も否めない現実があることも事実です。
このスポーツ競技の持つ魔力に私たちの眼が翻弄させられているのかもしれませんが、金剛禅の教えと照らし合わせてみると、手段としてのスポーツがいつの間にか勝つことが全てであるかのような錯覚に陥っている現実を理解されると思います。また、薬物を使用してまでも勝つことにこだわることに何の意義も価値も見出せないことも理解しなければなりません。

各国の選手同士の熱き戦いが我々の眼を釘付けにし、また歴史に残るようないい戦いや偉業達成があることを期待して見させていただきたいと思っています。

結手
2016年8月1日
千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院長)
2016.08.01 07:29 | 固定リンク | 教区長法話

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