満員御礼 千葉県教区講習会
2016.03.05
合掌
4月3日の本山公認千葉県教区講習会ですが、
おかげさまで定員に達しましたので、募集を締め切らしていただきます。
ご応募、ご協力ありがとうございました。
「参加してよかった」と思えるような、充実した内容になるよう、鋭意努力してまいります。
よろしくお願いいたします。
再合掌
2016.03.05 07:36 | 固定リンク | 行事紹介
2016年3月 教区長法話
2016.03.01
2015年度を振り返って

合掌 千葉県教区長の拝命を受けて早一年が経ちました。
布教と教化育成を主テーマに活動を展開し、皆様のご協力によりいち早く千葉県教区ホームページを立ち上げることができました。このホームページを千葉県教区の情報ツールとして活用し、教化育成の取り組みに貢献できれば最良のコミュニケーションツールとしての役割を果たすことができると思いますので今後とも最善の努力を課したいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

さて、3月の法話については、「布教」という少し高度な内容に挑戦してみたいと思います。
以前、ある話し合いの中で、財団法人と宗教法人があるが少林寺拳法に違いはないですよね。という言葉を投げかけられました。確かに技や拳技に差別はないし昇段の段位も同じという事になれば別にどちらでもいいや・・・という事になってしまう。非常に難しい問いかけに対して、私たち道院長はどのように答えるでしょうか。

「布教」とは、金剛禅の指導者(布教に従事する道院長)が、釈尊の正しい教えを、達磨の遺法
と開祖の教示に従って、他人に伝達弘布(ぐぶ)することと定義されています。
私たちが人から人へと伝え弘めるのは「人」に対して技術を伝達弘布するのではないことを理解しなくてはなりません。
金剛禅では教化育成の観点から布教の展開の過程を次のように段階づけています。
易筋行(主行)の修練~学科・教典読誦唱和の学習~儀式行事への参加(入門式・達磨祭・開祖忌)~布薩会(ふさつえ)(日々の反省行としての場)~阿羅漢会(あらはんえ)(修行への感謝行としての場)~法座(ほうざ)(参加者全員がお互いに話し合いながら自己修練による教化を行える場)。この様な修行体制の場は道院または、小教区という集合体にのみ出来得る環境であると思います。同じ少林寺拳法の修行であっても頂点を見極める選択ができるような修行の場を提供することが一番大切な事になります。

開祖は、「人間こそダーマの分霊をもつた宗教的にいえば神であり仏である。こういう自覚が
できた時に初めて己というものが尊いと思える。自己を確立するということは、自分の尊厳を見極めることにつきるのです。自分は宇宙の素晴らしい働きをもつたダーマの分霊をもつ素晴らしい人間だという自覚。それがわかったら今度はそれを生かして人のため社会のため全体のために働く人間になりなさい。」(開祖語録)
このことからもわかるように、自分が金剛禅の教えに帰依し、人間は人々との「縁」によって変えられ、変わっていく存在である。よって、自分は必ず変えられると信じて、良くなろうと努力することを怠らず、多くの人々との「縁」を大切にし、人の為にすすんで奉仕する行為を実践することが金剛禅の布教の原点という事になります。

金剛禅布教のためには次の四つの原理を理解する必要があります。
四摂法(ししょうぼう)(人々を引きつけ救うための四つの徳)
布施(ふせ)  → 他者に分かち与えること。
愛語(あいご) → 親しみのある優しい言葉をかけること。
利行(りぎょう)→ 人のために尽くすこと。
同事(どうじ) → 他者と協力すること。
 
 私たちは、釈尊の正しい教えを現代に生かす思想としての金剛禅運動を展開しています。そのためには、門信徒全員がダーマの分霊を得た良き布教者となるべき道を共に勉強し、理解を深めみなさんと教えを享受しながら楽しく歩んで行きたいと思っています。
合掌再拝
『僧階教本Ⅱ』の分冊「運動論(実践論)2 布教の手引き 布教編」

2016年 3月1日
千葉県教区長 森 久雄(千葉野田道院)


2016.03.01 06:00 | 固定リンク | 教区長法話

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